4月~9月までブルガリアのシプカという町で暮らしています。

庭の葡萄の実が熟しました。首都ソフィアに住んでいるブルガリア人大家が帰ってきて、ワイン作りが始まりました。私達もお手伝いして、総勢5人で大仕事の始まりです。

 葡萄が完熟しました

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実が熟して、パンパンの大きな実なりました。梯子に昇って、実を採ります。
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大きな大きなバケツに沢山の葡萄が収穫出来ました。綺麗な実だけ選別して、粒を採ります。これが大仕事です。

 ブドウ搾り

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昔の洗濯機の水搾り機のような物で実を潰します。クラシックな機械です。
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葡萄の実が潰されて、下の樽に入ります。
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蛇口付きの白いポリタンクに入れます。
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40Lポリタンクが一杯になりました。
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葡萄の甘い香りに蜂さんも集まってきました。
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糖度計で量ります。糖度21度。
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このタンクのまま発酵させます。
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混ぜ物なし、純粋なブドウ果汁です。すごっく美味しいです。

 昼食は焼パプリカ入りのショプスカサラダ

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パプリカを焼く専用の道具でパプリカの皮を黒焦げにします。詳しくはブルガリアで見つけた面白い道具をご覧ください。
真っ黒に焦げたパプリカを皮を剥きやすいように、ホウロウ鍋に入れて蒸らします。
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皮を剥いて乱切りにしてサラダに入れます。
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焼いて皮を剥いたパプリカとトマトとキュウリにシレーネチーズ(ブルガリアの白いチーズ)を加え、オリーブオイルと塩をかけてサラダの完成。ブルガリアの代表的料理、ショプスカサラダです。

朝10時からスタートして、3時過ぎまでかかりました。
手間暇かけた混ざり物なしのワインが出来ました。
皆でショプスカサラダと鳥の焼いたものと搾りたてのブドウジュースで遅い昼食をいただきました。
足腰が疲れ、指も紫色に染まりましたが、労働の後、皆で食べる食事は最高でした。