4月~9月までブルガリアのシプカという町で暮らしています。

 私達の住む町シプカはバラ祭りで有名なカザンラクという町の近くです。この辺りはバラの谷とも呼ばれ、バラが育つのにやい環境のようです。家々にはいろいろなバラが咲いています。知り合いからバラの枝をもらってきて挿し木をしてみました。
インターネットで見つけた挿し木の2方法とルートンを使った方法を試してみます。
 最近は何でもインターネットで調べられ、便利になったものです。

 1、プランターに挿してして水を張る方法

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6月初めに新しい芽をプランターの土に挿して、プランターの下に水を張って給水させたもの。1ヶ月程して、土に植え替えました。
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新芽が伸びてきています。
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いつ花が咲くか楽しみです。

 2、ジャガイモに挿して地植えにしたもの

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6月中旬にジャガイモに挿して、地植え。大きなペットボトルをかぶせて、温室の様にして置きます。可愛い芽が出てきたので、ペットボトルを取りました。
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バラの手前にジャガイモも芽を出しました。緑の濃い柔らかそうな葉っぱがジャガイモです。

 3、ルートン(発根促進剤)を使用

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友達が日本から買ってきてくれたので、試してみます。
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バラ4本、プルーン3本。今年の新しい枝の下を斜めに切り、一番上の芽と大きな葉を切り落とします。
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ルートンはこのような白い粉です。片栗粉とセメントを混ぜたような感じです。
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葡萄の葉の裏にルートンを取り、枝の下3㎝位に水につけ、ルートンの粉をまぶします。
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説明書には薄くつけると書いてあったので、少しつけすぎかもしれません。
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濡らした地面に穴をあけておき、そーっとルートンの粉が落ちないよう挿します。
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後は土をかけます。
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こちらはプルーンを植えます。
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プルーン3本を植えます。
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間違って抜かないよう枯れ枝で柵?を付けました。
挿した枝に水が掛かってルートンが流れてしまわぬよう注意しながら、水やりをします。

まだルートンの結果が出ていないので、発芽率は分かりませんが、
・1番簡単なのはルートン。1のプランターに挿す方法は下の水を清潔に保つため、小まめに水を換えるのが少し手間がかかります。それだけ芽が出て来た時はうれしいですがーー。
・安全なのは薬を使わない方法。ルートンは食物には使わないことと書いてあるので、プルーンに使ってどうか少し心配です。
発芽率はルートンの結果が出てから書きます。