リタイア生活~ロングステイの地を求めて

60歳でリタイア、快適なロングステイの地を娘と探しています。
暖かい時期はブルガリアに滞在、寒い時期は日本で暮らしています。
足腰の丈夫なうちに海外旅行も楽しみたいと思っています。

2018年07月

4月~9月までブルガリアのシプカという町で暮らしています。

毎週1回バスに乗って30分、カザンラクの街に買い物に行きます。
カザンラクの大型スーパー”カーフランド”で見つけた美味しい品を紹介します。

 牛タン

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1本1.3Kg 約950円。牛肉は豚肉より高めです。
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皮を剥いて少し集めに切ります。舌の根元は霜降りで最高のおいしさです。さっと焼いてレモンでいただきます。

 ブルガリアのビール

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ブルガリアのビール「ASTIKA] 右は1L 1.59Lv(約103円)、左2.4L 2.49Lv(約161円)。
ペットボトルでスクリューキャップです。本物のビールです。(発泡酒や第三のビールはありません)。牛タンにビ-ルは最高です。

 豚すね肉

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豚すね肉を発見。
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お醤油と砂糖とみりんで煮込みました。ドイツのアイスバインの日本風煮込みです。
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柔らかく煮えました。皮がプリプリ、コラーゲンたっぷりです。
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骨の周りの肉も美味しいです。

 インスタントラーメン

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袋入りのインスタントラーメン。0.24Lv(約16円)。ロシア製です。
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日本の昔の袋めんそっくり。
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使用説明書どおり作ってみます。
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ちりちり麺です。
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肉と野菜をトッピング。懐かしい味です。

スーパーで見つけた珍しい品、美味しかった品です。
毎週行くスーパーの買い出しも、珍しい品、新しい品を探すと買い物が楽しくなります。

4月~9月までブルガリアのシプカという町で暮らしています。

シプカの町の家々や街路樹には沢山の果物の木があります。散歩の時、果物がだんだん大きくなっていくのを見るのは楽しみです。ブルガリアでは道にはみ出している果物や街路樹の果物は誰が食べても良いことになっています。

 葡萄が沢山なっています

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枝垂れ桜のような枝垂れぶどう?です。
ブルガリアでは摘果(良い果実を得たり、枝を保護するために、余分な果実をつみ取ること)をしません。文字どおり鈴なりに果物がなりますので、家の人ももっと持っていけと採ってくれたりします。
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こちらはひと房の長さが20cm以上ある立派なぶどうです。

 洋ナシはもうすぐ収穫

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美味しそうな洋ナシが沢山。
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食べ頃はもうすぐでしょうか?

 薪を干して冬の準備

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薪を買いました。6立方メートル(1m*1m*6m)、540Lv(約35,100円)。
ブルガリア人はひと冬8立方メートルの薪で足りるそうです。私達はブルガリアの人の様に効率的に薪を焚くことが出来ないのでこれで3ヶ月分くらいです。
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夏の間に干して乾燥させます。ブルガリアの冬は寒いので、薪は必需品、命にかかわる品です。

 リンゴの実とリンゴパン

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リンゴの実が鈴なりです。少し色づいて来ました。薄切りにし砂糖をかけてレンジでチン、リンゴパンの中身にします。
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中にリンゴの砂糖煮を入れて成型、丸くリンゴ型にしてみました。箸で真中に窪みをつけました。リンゴらしく見えるでしょうか?

今年は雨が多く、まだ本格的な夏になりません。日本も異常気象のようですが、ブルガリアも少し変な気象状況です。毎年8月末に巣立つツバメが今年はもう巣立ちました。冬が早く来るのかもしれません。例年より多めに薪を買いました。庭に干して、乾かしてから地下の薪倉庫にしまいます。薪を積み上げたり、仕舞うのも大仕事です。腰痛にならぬよう、腰と相談して少しずつ仕事をしています。

4月~9月までブルガリアのシプカという町で暮らしています。

ブルガリアに来てから、日本のお米のおいしさを再認識しました。
日本ではつやつや、透明でもちもちの白いご飯が普通だと思っていたのですが、こちらに来てから日本のお米は凄いと思うようになりました。

 ブルガリアのお米

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1kg2.2Lv(約143円)。コーヒー豆のようなパッケージでスーパーや商店でも多くの種類のお米が並んでいます。その中からなるべく透明でふっくらと粒のそろったものを探して買います。
ブルガリア人も葡萄の葉やキャベツに包んだり、パブリカに詰めたりしてお米を食べます。
炊いたご飯はパサパサではなく、おにぎりにもなります。でも芯が固いというか、もちもち感に欠けます。

 軟水で炊くと美味しい?

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お米は硬水で炊くと硬くなるとネットで見ました。ブルガリアの水は硬水。軟水で炊いてみます。
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水の硬度は{カルシウム濃度 (mg/L)×2.5 + マグネシウム濃度 (mg/L)×4.1}で近似され、WHOの定義では、硬度120以下を軟水と定義しているそうです。この水はCaカルシウム5.1*2.5+Mgマグネシウム1.2*4.1=17.67  確かに軟水です。
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炊いてみます。電気釜は日本人の方からの頂き物。
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透明な美味しいご飯が出来ました。
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冷凍しておいたご飯で”おにぎらず”を作って見ました。冷凍しても美味しいご飯が食べられます。
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左が「たらこふりかけ」と「こぶの佃煮」と「塩もみきゅうり」、右が「とびっ子」と「ゴマふりかけ」と「塩もみきゅうり」を入れました。とびっ子やイクラの瓶詰めはブルガリアでも売っています。

日本の水は軟水、ブルガリアの水は硬水。「お米を炊くには軟水が良い」ということは今まで考えたこともありませんでした。今回軟水で炊いてみて、今までより美味しく炊けました。
日本のお米は最高。ブルガリアのお米はそれには及ばないのですが、価格は安いです。いろいろ工夫してブルガリア生活を楽しみたいと思っています。

4月~9月までブルガリアのシプカという町で暮らしています。

 私達の住む町シプカはバラ祭りで有名なカザンラクという町の近くです。この辺りはバラの谷とも呼ばれ、バラが育つのにやい環境のようです。家々にはいろいろなバラが咲いています。知り合いからバラの枝をもらってきて挿し木をしてみました。
インターネットで見つけた挿し木の2方法とルートンを使った方法を試してみます。
 最近は何でもインターネットで調べられ、便利になったものです。

 1、プランターに挿してして水を張る方法

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6月初めに新しい芽をプランターの土に挿して、プランターの下に水を張って給水させたもの。1ヶ月程して、土に植え替えました。
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新芽が伸びてきています。
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いつ花が咲くか楽しみです。

 2、ジャガイモに挿して地植えにしたもの

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6月中旬にジャガイモに挿して、地植え。大きなペットボトルをかぶせて、温室の様にして置きます。可愛い芽が出てきたので、ペットボトルを取りました。
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バラの手前にジャガイモも芽を出しました。緑の濃い柔らかそうな葉っぱがジャガイモです。

 3、ルートン(発根促進剤)を使用

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友達が日本から買ってきてくれたので、試してみます。
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バラ4本、プルーン3本。今年の新しい枝の下を斜めに切り、一番上の芽と大きな葉を切り落とします。
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ルートンはこのような白い粉です。片栗粉とセメントを混ぜたような感じです。
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葡萄の葉の裏にルートンを取り、枝の下3㎝位に水につけ、ルートンの粉をまぶします。
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説明書には薄くつけると書いてあったので、少しつけすぎかもしれません。
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濡らした地面に穴をあけておき、そーっとルートンの粉が落ちないよう挿します。
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後は土をかけます。
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こちらはプルーンを植えます。
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プルーン3本を植えます。
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間違って抜かないよう枯れ枝で柵?を付けました。
挿した枝に水が掛かってルートンが流れてしまわぬよう注意しながら、水やりをします。

まだルートンの結果が出ていないので、発芽率は分かりませんが、
・1番簡単なのはルートン。1のプランターに挿す方法は下の水を清潔に保つため、小まめに水を換えるのが少し手間がかかります。それだけ芽が出て来た時はうれしいですがーー。
・安全なのは薬を使わない方法。ルートンは食物には使わないことと書いてあるので、プルーンに使ってどうか少し心配です。
発芽率はルートンの結果が出てから書きます。

4月~9月までブルガリアのシプカという町で暮らしています。

ブルガリアの英雄ハジ・ディミタル(Хаджи Димитър)の没後150年の式典を見に行きました。
場所はブドジャ(УЗЛУДЖА(BUZLUDZHA))、山の上に見える元ブルガリア共産党本部の中腹にあるモニュメントです。
ブルガリア英雄の式典1から続きます。

 150年前の戦闘シーンの再現

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音楽とナレーションが聞こえ、戦闘シーンが始まりました。
英雄ハジ・ディミタル(ХаджиДимитър)1868年オスマン・トルコの支配に反対して民族蜂起を起こそうとした部隊の先頭に立ったことで知られています。緑の旗を持った人がハジ・ディミタル?と思われます。
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オスマン・トルコ(ブルーの服に赤の帽子)との戦いが始まります。
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辺りは火薬の煙で白くなるほど、赤い閃光も見えます。
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結局、部隊は全滅ーー。
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英雄ハジ・ディミタルは紛争の中で命を失いました。天使が現れたのか?
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戦闘シーンは終わり、思い思いに記念撮影。
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オスマン・トルコ軍の方も撤収です。
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式典が終わり、広場に戻ってきました。ブルガリアの旗や綿シャツを売るお土産屋さん。
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手作り靴下とバッグを売っています。

 羊スープの振舞いがありました

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広場の横には、大きな鍋が3つ。鍋の中身は羊のスープでした。司祭さんがお祈りを捧げ、スープとパンが振る舞われました。
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見た目は油ギトギトなのですが、食べてみると意外とあっさり。ブルガリアの少しパサパサのパンと良く合って、美味しかったです。
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広場の舞台では民族衣装の人達の唄や踊りが続きます。
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広場の木陰で休憩する人、舞台での歌や踊りを見る人、みんな楽しそうです。
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帰りのバスが待つ駐車場へ。道の途中で枝ぶりが変わった木が沢山ありました。
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これは人面樹?
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ブドジャ(廃墟となった元ブルガリア共産党本部)の下の道を通ります。
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カザンラクの町がはるか下に見えます。

今日は朝8時半シプカ発のバスに乗って、カザンラクへ。
カザンラクから貸し切りバスに乗って、英雄ハジ・ディミタルの没後150年の祭典に行きました。
150年前の戦闘シーンの再現を見たり、美味しい羊のスープを頂いたり、楽しい1日を過ごすことが出来ました。

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