4月から9月はブルガリアの田舎町シプカで暮らしています。

 コロナ禍でキャンセルになったウィズエアー(Wizzair)の払い戻しポイントの有効期限が切れるので、旅行に行くことにしました。行く先はフランス、パリ。10泊11日のパリ旅行を楽しみます。
パリ旅行1日目から続きます。

パリ旅行4日目 サントシャペル→オルセー美術館→スーパー・モノプリへ行きます。
4日目-2 サントシャペルから歩いて、オルセー美術館へ行きます。

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フランス学士院(Institut de France)
現在、フランス学士院はアカデミー・フランセーズおよび4つのアカデミーで構成されているそうです。丸い屋根の荘厳な建物です。
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エコール・デュ・ルーブル
フランスの高等教育機関、グランゼコール、グランテタブリスマン。ルーブル学院とも。ルーブル宮殿内に校舎を置き、美術史の他、考古学、碑文研究、人類学などを専門とする。現在、学士・修士・博士課程を設置しているそうです。セーヌ川に架かる橋の対岸にお洒落な建物が見えます。

 オルセー美術館

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美術館前に着きました。馬の銅像が躍動的です。

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入口前の『犀』の銅像
ミュージアムパスで優先入場口から入りました。
ミュージアムパスは観光案内所でミュージアム・パス4日券、66ユーロを購入。初めの美術館入場時間から96時間有効です。詳しくはパリ旅行3日目-1をご覧ください。
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オルセー美術館の建物はもともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルでした。
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その後、この建物はさまざまな用途に用いられ、一時は取り壊しの話もあったそうですが、フランス政府によって保存活用策が検討されはじめ、イタリアの建築家ガエ・アウレンティの改修により19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わることとなったそうです。こうして1986年、オルセー美術館が開館。美術館の中央ホールは、地下ホームのトレイン・シェッドによる吹き抜け構造をそのまま活用、建物内部には鉄道駅であった面影が残っています。
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エドゥワール・マネ  『草上の昼食』
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クロード・モネ『草上の昼食』1865‐1866年
モネはマネの作品から主題の着想を得て、『草上の昼食』を1866年にを描きました。絵は一時モネの手を離れ戻ってきた時、湿気によって激しく損傷しており、自ら絵を切断、分割し、3枚にしましたが、1枚は行方不明のままです。
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クロード・モネ『日傘の女』
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日傘の女(右向き)
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ピエール=オーギュスト・ルノワール『都会のダンス』『田舎のダンス』
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ピエール=オーギュスト・ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』(1863年)
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ちょっと休憩できるイスがガラス製でとてもオシャレです。
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途中にレストランがありました。絵画の世界のような絵になるお店です。
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ゴッホ『自画像』(1889年)
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ポール・ゴーギャン『白い馬』(1898年)
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地上階の中央通路を中心に、彫刻群が展示されています。
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正面奥に掛けられているのがオルセー名物の大時計です。
オルセー美術館が駅だった頃から付いていたものでターミナル駅であったオルセーの面影を残しています。繊細な細工が施された豪華な時計です。
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オルセー美術館はルーブル美術館より空いていて、名画を堪能できました。

この後バスに乗って、オペラ座、デパート「ギャラリーラファイエット」、スーパー「モノプリ」に行きます。パリ旅行4日目-3に続きます。