4月~9月までブルガリアのシプカという田舎町で暮らしています。
ブルガリアは冬がとても寒いので、10月~3月まで暮らせる暖かい地を探しています。
今回は10月は岡山県、11月はバリ島(インドネシア)、12月はバンコク(タイ)、1月はペナン島(マレーシア)で暮らしてみます。
バリ島は南部デンパサール北部ロビナ中部ウブド、東部サヌールの順に1週間ずつ滞在。
東部サヌール1から続きます。

公共バスに乗ってウルワツ寺院とケチャダンスの鑑賞に行きます。

 断崖絶壁の上に建つウルワツ寺院

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ウルワツとは「岬」という意味、インド洋の荒波が打ち寄せる70mの断崖の上に建っています。
10世紀に高僧ウンプ・クトゥランよって建立されたそうです。
観光客が入れるのは赤い屋根の所までです。
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断崖に近い急な階段を登って行きます。入れるのはここまで。信者でないと奥へは入れません。
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内側のもう一つの階段を降りてきたところに碑があります。
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"野生のお猿さんが悪戯をするので注意"の看板がありました。
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眺めは最高です。
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断崖上に道が続いています。
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手前がウルワツ寺院、先の断崖の上がケチャダンスの会場。
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赤い屋根の所でケチャダンスの入場券を買います。
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ウルワツ寺院入場料Rp30,000(約240円)、ケチャダンス鑑賞料Rp100,000(約800円)。
ウルワツ寺院は神聖な場所なので腰に巻くサロンが必要で、入口で無料で貸してくれます。
ケチャダンスは日本語の説明書あり。毎日18:00~19:00上演。
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絶景です。ケチャダンスは大自然の中で行われます。

 ケチャダンス

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向こうの断崖の上にウルワツ寺院が見えます。
ヒンズー神事を司ることが出来るマンクーによってお清めと火の点火が行われます。
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インド洋を望む絶景の場所で行われます。
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数あるバリ舞踊の中で、最もダイナミックでユニークなパフォーマンスがケチャ。
楽器を使わず数十人の男声だけで独特のリズムを刻み、ヒンズー教の創世神話の一部が踊り手たちによって演じられます。
もともとは悪霊を祓う為の儀式舞踊の伴奏だったのですが、ドイツ人画家のウォルター・シュヒーズによりヒンズー教の神話が組み合わされ、現在の舞踊劇として創作されたと言われています。
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見どころは数十人の男声による一糸乱れぬパフォーマンス。
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森に迷い込んだラマ王子(ヒンズー神話による最初の国の王子)とシータ妃。
忍び寄る邪悪な影から2人は助かるのかという話です。
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魔王ラワナの登場。
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魔王ラワナの化身”黄金の鹿”。
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シータ妃は魔王に捕らえられてしまう。
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白猿のハノマンがシータ妃を助けにきます。
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だんだん暗くなってきました。
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暴れまわる白猿。
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白猿は捕らえられ、焼き殺されそうに。
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火のパフォーマンスが繰り広げられます。白猿は何とか無事逃げ出すことが出来たようです。
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全員そろってフィナーレ。

 公共バス”トランス・サルバギタ”で行きました

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車高が高い車です。
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バス停は階段を登って、乗り場が上にあります。
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バスの中はこんな感じ。思ったよりきれいでした。
中は調冷房が効いて寒いくらいです。上着を忘れたので風邪気味になりました。上着は必需品です。
料金は1回Rp3,500(約27円)。乗る時”ウルワツ”と確認したのですが、手間で終点。
その後は娘がスマホでウーバー(UBER配車タクシー)を呼んでくれて、何とか辿り着くことが出来ました。文明の利器スマホの偉大さを痛感しました。

次回はバリ島東部サヌールのビーチの様子を書きます。