4月~9月までブルガリアのシプカという田舎町で暮らしています。
ブルガリアは冬がとても寒いので、10月~3月まで暮らせる暖かい地を探しています。
2017年10月は岡山県、11月はバリ島(インドネシア)、12月はバンコク(タイ)、2018年1月はクアラルンプールとペナン島(マレーシア)で暮らしてみます。
11月末から12月末までバンコク(タイ)で暮らします。バンコク1から続きます。

 バンコク三大寺院の一つワット・ポー(涅槃寺)

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アユタヤ王朝末期のプラペートラチャ王時代(1688~1703年)に建立されたといわれる、バンコク最古の寺院です。
その後、ラマ3世(1824~1851年)が17年をかけて長さ46メートルの涅槃仏を祀る本堂とその回廊、礼拝堂、71もの仏塔を建立させました。
ラマ3世はここに仏教、医学、文学の学問所を置き教育の場としました。タイ式マッサージの総本山となっているのもそのためです。
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入場券をここで買います。100バーツ(約340円)。
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入場券。歴代王の4つの仏塔と門を守る仙人像、西洋人像、鬼のヤック像が描かれています。
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門を守る仙人の像。

 黄金に輝く巨大な涅槃仏

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靴を脱いで中に入ります。スリにご用心の張り紙があります。人が多いので注意です。
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金色に輝く涅槃仏の優しいお顔です。
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周りの壁画も素晴らしいです。
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長さ46mの巨大な涅槃仏です。左手が長く膝まであります。
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天井にも絵が施されています。
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足元から全体が撮れます。足の裏には真珠貝を使った螺鈿細工で描かれた108の絵があります。仏教の宇宙観を表現しているそうです。
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お膝から足首までが修復中のようです。
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涅槃仏の後ろに周るとこのような箱がありました。20バーツを箱に入れて上の108枚の小銭をもらいます。
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小銭を1枚ずつ壺に入れていきます。入れる度チャリーンチャリーンと良い音がします。煩悩が払えるのか、願いが叶うのか?
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美しい後姿と螺鈿の枕が見えます。

 沢山の仏塔があります

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外に出ると美しい仏塔が見えます。
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池の周りに沢山の像があります。
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入場券についた券で水がもらえます。
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お洒落な絵が付いたペットボトルです。冷たい水で一息つけました。
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門を守る西洋人の像。
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陶器片で飾られた仏塔。緑色がラマ1世、白色がラマ2世、黄色がラマ3世、青色がラマ4世の遺骨が納められているそうです。
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ヨガのポーズをとった行者たちの石像があちこちにあります。
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中に小さな像があります。守っている動物は?
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街灯が瀬戸物でできています。
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こちらは青色です。

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沢山の仏塔があります。
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本堂を囲む回廊の四方に仏堂があります。
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左は黄色の街灯。右の岩上の塔の中に小さな像があります。
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小さな像が入口から覗いているようです。
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塔を支える像。
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支える像とその上にも獅子のような像があります。
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回廊には沢山の仏像。
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仏塔の真中に金の像があります。

 本堂と壁画

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本堂。ブロンズの釈迦座像に金箔が施され台座にはラマ1世の遺骨が納められているそうです。壁画にはお釈迦様にまつわる言い伝えやインドから伝わった古典文学のラーマヤナなどが描かれています。
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扉も立派です。
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涅槃仏と仏塔、見ごたえのある寺院です。

次回は船でワット・アルンに行きます。