リタイア生活~ロングステイの地を求めて

60歳でリタイア、快適なロングステイの地を娘と探しています。
暖かい時期はブルガリアに滞在、寒い時期は日本で暮らしています。
足腰の丈夫なうちに海外旅行も楽しみたいと思っています。

カテゴリ:ブルガリア > バラの谷

4月から9月はブルガリアで暮らしています。

 6月初旬、バラの谷ではバラの香水の原料になるダマスクスローズが満開になります。ブルガリア人の友達がバラ摘みに連れて行ってくれました。
 庭のサクランボの実も随分大きくなりました。この時期、雨がよく降ります。雨の合間を縫って完熟したサクランボを収穫します。サクランボは雨に会うとカビてしまい、周りの実もだめになってしまします。

 バラ摘みにバラの谷へ

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ダマスクローズは少し小さめの薄ピンク色のバラです。朝日が出る前に今咲いたバラを摘み、蒸留して、ローズオイルを作ります。ヨーロッパ各地の高級香水の原料になります。
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バルカン山脈の裾野に広いバラ畑があります。広い広い畑にピンクのパラが咲いています。
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左上の山の尾根に、ブルガリア旧共産党本部ブドジャが見えます。
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摘んできたダマスクスローズを乾燥させます。部屋中に良い香りがします。
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ダマスクスローズを乾燥して2週間後。薄紫色の香りの良いドライフラワーになりました。

 サクランボの収穫

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庭のサクランボが熟してきました。
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少し黒く、実が大きくなってきたものが収穫時です。
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大きなバケツに一杯収穫しました。

 サクランボのジャム作り

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洗って、枝と種を取ります。
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全部でお鍋に2つ分、5Kg。 20%のお砂糖をかけて、一晩置きます。 
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次の日 煮ます。サクランボの形がつぶれないよう、余りかき混ぜず、緩めのソース風に仕上げました。
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大瓶600ml*4瓶+中瓶465ml*4瓶出来ました。

6月初め、雨の日が続きます。雨の合間を縫ってサクランボの収穫をします。収穫したサクランボを洗い、種を抜き、ジャムにします。手間暇のかかる重労働です。サクランボのジャムは全部で大瓶18瓶、中瓶19瓶、小瓶2瓶作りました。ヨーグルトにかけて朝食にいただきます。来年1年分の常備が出来ました。

4月から9月はブルガリア、10月から3月は日本で暮らしています。
コロナ禍の影響で、少し遅くなりましたが4月中旬、ブルガリアに到着。ブルガリアの田舎町シプカで暮らしています。

コロナの影響で今年もヨーロッパ旅行は行かず、シプカの家で暮らしています。
ブルガリアの友人が近くの名所に連れて行ってくれました。
場所はブドジャ(УЗЛУДЖА(BUZLUDZHA))、山の上に見える旧ブルガリア共産党本部です。

 ブルガリア旧共産党本部ブドジャ(УЗЛУДЖА(BUZLUDZHA))

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山の上に建つ巨大な建物、ブドジャは1981年から1991年まで使用されたブルガリア旧共産党本部ビル。記念碑的建造物として保存が期待されているのですが、修復維持の予算が確保できないという理由で放置されています。
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山の上は眺めが最高です。
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尾根には、風力発電の風車が沢山並んでいます。
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廃墟マニアの間では有名な建物だそうです。中に入ることはできません。
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向こうの山の上に見える白い建物がシプカ峠の上に建つ塔です。ここから歩いて2時間程のトレッキングで行けるそうです。
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下に見えるのはシプカの町です。
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山の上は風が吹いて、少し寒いくらいです。地上の暑さを忘れる爽やかさです。

 山の中腹にある古戦場

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山を下っていくと、1868年オスマン・トルコの支配に反対して民族蜂起した時の戦場があります。
民族蜂起部隊の先頭に立った英雄ハジ・ディミタル(Хаджи Димитър)のモニュメントがあります。
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記念碑が建てられています。

 オシャレな山小屋

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近くにオシャレな山小屋とレストランがあります。
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 昼食はバーベキュー

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山を下っていくと、林の中に白いホテルがあります。
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その隣にバーベキューのできる公園がありました。
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隣にある林で枯れ枝を拾います。
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バーベキュー用の炉で枯れ枝をどんどん燃やします。
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枝が燃えて炭化したら、パンを焼きます。
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ブルガリアの伝統的な料理「ケバプチェ」を焼きます。
ケバプチェは豚挽肉や牛挽肉に香辛料を混ぜて、棒状にしたもの。小判型にしたものはキュフテと呼びます。
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美味しそうに焼けました。
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パンにケバプチェを挟んで食べます。焼きたて熱々、肉汁が一杯です。
ケバプチェはブルガリア人が大好きな肉料理。ブルガリアではバーベキューといえば、ケバプチェを焼いて食べるのが普通です。

今日はブルガリアの友人が、近くの眺めの良い名所へ連れて行ってくれ、楽しい1日を過ごしました。昼食はバーキュー。友人が持ってきてくれたケバプチェとパンを焼いて、ビールといただきました。バーベキュー炉使用料、拾った枝も無料。ブルガリアの人は気軽に楽しむ方法を知っているようです。

4月から9月はブルガリア、10月から3月は日本で暮らしています。
コロナ禍の影響で、少し遅くなりましたが4月中旬、ブルガリアに到着。ブルガリアの田舎町シプカでの暮らしが始まりました。

6月4日(金) カザンラクの街でバラ祭りのオープニングセレモニーが開催されました。
バラ祭りは毎年日本からも多くの観光客が訪れるイベントですが、コロナ禍の影響で昨年は中止。今年は小規模ながら開催されました。

 バラ祭りオープニングセレモニー

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私たちの住む町シプカからバスで30分、一番近くの大きな街カザンラクで毎年バラ祭りが開かれます。
コロナの影響で昨年は中止されましたが、今年は開催されました。
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軍隊も参加して、6月8日 10時から開かれました。
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司祭さん、バラの女王も参加します。
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オープニングの合唱が始まりました。
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司祭さんのお祈りが行われます。毎年、聖水を広場に集まった人々にかけて回るのですが、今年はコロナ禍のせいか中止です。
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カザンラク市長の挨拶





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コロナの診療に貢献した医療従事者の方々が表彰されたようです。この季節は雨が多く、今日も降り始めてきました。
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バラの女王の挨拶  今日は女王は欠席のようです。
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真中がバラの女王、左右は2位と3位のバラの女王
 5月14日(金)、カザンラク市歴史博物館において、毎年恒例のカザンラク・バラの女王コンテストが開催され、奈良平ブルガリア大使も審査員として出席しました。本コンテストの優勝者は、バラの女王として、同市と友好交流を続けるパートナー都市である広島県福山市および福岡県宗像市を訪問予定です。
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最後に歌が披露されました。有名な歌手の方のようです。
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6月はブルガリアも雨の日が多いく、また降ってきました。
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軍隊の退場です。
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 広場奥のモニュメント

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広場の奥にオシャレなモニュメントがあります。周りには沢山のバラが植えられています。
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バラが少し咲き始めています。
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松葉牡丹もつぼみが沢山あります。
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オシャレな形に整えられたバラ。
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広場の周りにはテントのお店が開いています。沢山のバラ製品が売られています。

 カザンラク市の市場

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帰りに市場に寄りました。イチゴとサクランボの最盛期です。
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ジャガイモ1kg 1.6Lv(約105.6円)
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サクランボが量り売りで売られています。
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サクランボ1Kg 4Lv(約264円) イチゴ1㎏3.5Lv(約231円)
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お花や野菜の苗、蜂蜜も売っています。
露店市場なので、マスクをしている人は見かけません。

ブルガリアでは外でマスクをしている人はほとんどいません。お店に入る時はマスクをつける決まりになっています。バスでもマスクをつける人は半分くらい、少し怖いです。

4月から9月はブルガリア、10月から3月は日本で暮らしています。
今年は4月中旬 ブルガリアに着きました。半年間ブルガリアの田舎町シプカで暮らしています。

ブルガリアは、香水に使われるローズオイルの世界最大規模の生産地の一つ、バラから抽出されたオイルは香水用として世界的に使われています。
ブルガリア人の友人が、バラの谷へバラ摘みに連れて行ってくれました。

 バラの谷へバラ摘みに

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ローズオイルが採れるのは、ダマスクローズというバラ。少し小さめのピンクのバラです。
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沢山の蕾が付いています。今年は日中寒い日が多く、例年より花が咲くのが遅いです。
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バラの谷は、ブルガリア中部の地域で、バルカン山脈のすぐ南にあり、スレドナ・ゴラ山脈にはさまれた一帯です。
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広い広い畑が続きます。
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渓谷は、バラの生産地として良く知られており、バラはこの地で数世紀にわたって栽培され続けてきました。
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摘んできたバラを風通しの良い日陰で干します。部屋中にバラの香りがひろがります。 

 手作りクレープとクルミパン

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友人宅でパラチンキ(クレープ)をご馳走になりました。手作りのイチジクジャムを包んでいただきます。
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お礼に 自家製無農薬のクルミを沢山入れた、パンを焼いて持っていきました。

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