リタイア生活~ロングステイの地を求めて

60歳でリタイア、快適なロングステイの地を娘と探しています。
暖かい時期はブルガリアに滞在、寒い時期は日本で暮らしています。
足腰の丈夫なうちに海外旅行も楽しみたいと思っています。

カテゴリ: ブルガリア

 ラズベリーの最盛期

収穫しないと熟れすぎてしまうので、休めません。
ラズベリーは葉の下の方に隠れているので屈まなくてはならず、腰に来ます。
1日どんぶり2杯くらい採れるので、生食だけでは消化しきれず、冷凍。
冷凍庫もラズベリーに占領されてきたので、ジャムを作ります。
DSCN7039
出来たジャムは10本。赤い色が綺麗です。
DSCN7034
ラズベリーは全部で4Kgありました。1つの鍋に2kg。2鍋作ります。
DSCN7036
25%の砂糖をかけて一晩おくと、果汁がたっぷり出てきます。
このまま飲んでももちろん美味しいです。
DSCN7038
焦がさぬようゆっくりかき混ぜながら、煮詰めます。
ヨーグルトにかけるソースにしたいので少し緩めに作りました。今日は真夏日で暑かったので、ジャム作り担当の娘は汗びっしょり。
ラズベリーと砂糖のみの純粋本物です。もちろんラズベリーは無農薬、化学肥料も使っていません。
まだ去年作ったジャムが残っているので、これを食べるのは来年になりそうです。

 シプカ生活

4月~9月 ブルガリアのシプカという町に暮らしています。
首都ソフィアからバスで3時間、カザンラクで乗換えバスで30分シプカに着きます。
町のセンターに雑貨店が3軒あるだけの小さな町です。自然が一杯の静かで安全な所です。
ネオンも娯楽も何もありませんが、愛する町シプカにあるものを紹介します。

 シプカ僧院

DSCN7017
シプカといえば僧院。玉ねぎ型の金色の屋根がある、町のシンボルです。
1877~78年露土戦争で戦死したロシア兵を悼んで建てられました。この戦いのロシア・ブルガリア連合軍の勝利で、ブルガリアはオスマン朝支配から脱することが出来ました。
有名な僧院で観光客が沢山訪れます。シプカの人の散歩の場所でもあります。

 古民家博物館

DSCN7030
昔の家を保存して、昔の生活の様子を展示しています。ちょっとおしゃれな佇まいです。

 シプカセンター

DSCN7026
ここが町の中心地。大きな案内板があります。
観光名所は僧院とその上にあるシプカ峠です。


DSCN7029
広場前の公園
DSCN7032
センターには雑貨店が3軒、バスもここに停まります。
ベンチでバスを待つ人達。夏休みに入ったので子供を多く見かけます。後ろの大きな木はオリーブです。
何もないけれど人が優しい、のんびりした町です。
自然以外何もないのですが、それが飽きずに暮らせる人には天国です。

週に1回、バスに乗ってカザンラクの町に買い出しに行きます。
カザンラクの町にはカーフランド、リドル、ビラの大きなスーパーが3軒あります。
カーフランドの紹介はこちらをご覧ください。
今日行ったのはこの町に昨年出来たばかりのリドル。ドイツ系の格安スーパーです。
DSCN6946
町の東の端にある、ガラス張りの綺麗なスーパーです。
DSCN6948
入り口近くにパン売り場があります。ここのパンは充実しています。
赤い紙が広告の品。真ん中上のオリーブ入りの長いパンが0.99Lv (約62円)。
DSCN6949
スイカが安くなってきました。1Kg 0.66Lv(約42円)。最盛期は1Kg 0.35Lv位になります。
DSCN6950
今日はイタリアンフェアー。右の紺色のパッケージの品々です。
他にもギリシャ、スペイン、英国、アジアフェアーなどを繰り返ししています。
箱入りのまま品物を棚に並べています。手間が省けるのが安売りの秘訣かも知れません。
DSCN6951
魚も冷蔵で売るようになりました。広告の品、ニジマスが700gで7.49Lv(約472円)。
豚肉が1Kgで 7 ~8Lvですので魚は少し高めです。
ニジマスは近くの村で養殖もしています。
DSCN6958
食料品のショーケースとショーケースの間のワゴンで衣料品やDIYの品を売っています。
食料品の間というところが最初はびっくりしましたが、慣れると食品を買いながらいろいろな物も見られ楽しいです。
DSCN6960
スイカ切り。
DSCN6961
ピザを1度に4枚オーブンで焼くための台。1度に4枚焼く?
DSCN6963
豆類の瓶詰め、缶詰、オリーブも沢山あります。
DSCN6964
こちらはワイン売り場。赤・白・ロゼが揃っています。
価格は2.99Lv (約188円)~17.49Lv (約1102円)。
DSCN6966

DSCN6965
乳製品が安いのでまとめて買ってきます。

 ラベンダー畑が紫色になってきました

DSCN6972
帰りのバスの中からの景色です。
週に一回バスで通ると、たった一週間で周りの景色が大きく変わっていくのに驚きます。
ラベンダーが色づき始めました。右に見えるのがひまわりです。
もうすぐひまわりが咲き、一面の黄色の畑になります。

 チーズを作りました

ブルガリアといえばヨーグルト。
なかなか作る機会がなく過ごしていたのですが、先日挑戦(ヨーグルト作りはこちらをご覧ください)。
それから毎週牛乳を買ってきて、ヨーグルト作りを続けています。
今日はチーズも作ってみました。
DSCN6998
殺菌した牛乳が60℃にさめたら、1Lに絞ったレモン60ccを投入。ゆっくりかき混ぜるともろもろの塊が出来てきます。しばらくおいてから濾します。可愛い塊が出来ました。100gのカッテージチーズと右がホエー。
1Lの牛乳から100g、少ししかできないものですね。チーズが高いはずです。
DSCN7013
チーズを使ってブルガリア料理”ショプスカサラダ”を作りました。キュウリとトマトとチーズのサラダです。
これを前菜にブルガリアの人はラキア(ブルガリアのアルコール度の強い蒸留酒)をちびちび飲み、おしゃべりに花を咲かせます。このサラダは右のブルガリアの国旗と同じ色です。

 牧場へ牛乳を買いに

借家から西へ歩いて10分程の所に牧場があります。この牧場は11頭の牛を飼っています。
DSCN6983
今日は朝早めに来たので、牛さん達はこれから散歩に行くようです。
土地が広く、空気が綺麗な所で育つ牛さん達は幸せそうです。

 牛乳とヨーグルトとチーズとマーフィン

DSCN6996
2Lの牛乳が入る容器を購入。蓋を開けて中まで洗えるので衛生的です。
牛乳4L 4Lv(約252円)。右のガラス瓶に濾して入れ、後ろの鍋で湯煎にします。
HTST法 72~75℃ 15秒で殺菌消毒。
鍋には、ガラス瓶(1本600cc)が5本入ります。3本を牛乳、2本をヨーグルトにしました。
残り1Lの牛乳でチーズを作りました。
DSCN7019
チーズでショプスカサラダとチーズマーフィンを作りました。

搾りたての新鮮な牛乳が1Lで1Lv(約65円)。煮沸消毒したり、ヨーグルトを作ったりは少し手間がかかりますが、混ざり物のない本物の牛乳が毎日飲める贅沢を楽しんでいます。。

 夏はバーべキュー

なかなか暑くならず心配していたのですが。
急に真夏になりました。来週は熱波が来るそうです。
夏はバーベキュー。これから毎日お昼はバーベキューです。
日本では隣近所に気兼ねしながら、隠れバーベキューでしたが、ブルガリアではストレスなしに楽しめます。
DSCN7004
今日は牛タンと豚肉、マッシュルームとチュシキとパン。
牛タンは1本買ってきて自分で皮をはぎ捌いたもの。(牛タン調理の様子はこちらからご覧ください。)
ブルガリアの野菜は大きく、マッシュルームは直径8cmくらい、肉厚でジューシー。
チュシキはパプリカを大きくしたようなもので肉厚です。これは13㎝位でまだ小さいもの、最盛期には20㎝ぐらいの大きさになります。

 お気に入りのビール

バーベキューといえばビール。今 私のお気に入りはAMSTEL、オランダ産です。
DSCN6891
左がAMSTEL オランダ産1L 1.79Lv(約118円)、右がASTIKAブルガリア産1L 1.59Lv(約100円)。
AMSTELはホップが効いていて濃いめ、ASTIKAはさっぱりしています。

↑このページのトップヘ