リタイア生活~ロングステイの地を求めて

60歳でリタイア、快適なロングステイの地を娘と探しています。
暖かい時期はブルガリアに滞在、寒い時期は日本で暮らしています。
足腰の丈夫なうちに海外旅行も楽しみたいと思っています。

カテゴリ: ブルガリア

ブルガリアといえばヨーグルトとバラと琴欧州くらいしか知られていません。
私達もここで暮らす前は何も知りませんでした。
自分で作ってみたいと思っていましたが、なかなか機会がなくーー。
ブルガリアへ来て5年(4月から9月の暖かい季節だけ)、初めてのチャレンジです。

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まず搾りたて牛乳を買いに。
大家に教えてもらい、住んでいるシプカの町の西の端の牧場へ。歩いて10分程。
11頭の牛を飼っているそうです。牛さんの写真を撮るのを忘れました。
搾りたてが1L 1Lv(約63円)。お店でパックに入った牛乳を買うと1L 90円程。
近くで買えて、新鮮で、安い。これなら定期的に購入できそうです。
量り売りで好きなだけ買えます。初めてなので、4L購入。

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家に帰り、濾してガラス瓶に入れて滅菌します。
ネットで牛乳の滅菌法を検索すると
 1、LTLT法 63~65℃ 30分(古くからおこなわれている)
 2、HTST法 72~75℃ 15秒(おいしい)
 3、UHT法 120~130℃ 2秒
 4、UHT滅菌法 130~150℃
2の方法で殺菌。蓋とスプーンも一緒に滅菌。

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大家のお母さんお勧めのエレナの種菌を使います。
40℃に冷めたら、1瓶600ccに種菌大さじ1杯半を入れて、かき混ぜ、蓋をします。
40℃のお湯が入った鍋に戻し、毛布をかぶせ、半日。
半分をヨーグルト、半分を牛乳として使います。

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自家製ブルガリアヨーグルトが出来上がり。
庭のサクランボで作った自家製無添加ジャムをかけて頂きます。
ジャムはサクランボのゴロゴロ感を出すためにあまりかき混ぜないで作りました。




借家の庭に実のなる木がいろいろあります。
今はサクランボとイチゴ。
今年は天候が不順で昨日、今日と雨が降っています。
雨の合間をぬって、サクランボ採り。毎年バケツに5杯ほど採ります。木の上の方は採りきれないので鳥さんに。
大家さんと大家のお母さんにバケツ1杯づつ届け、残りはジャムとコンフィチュールと冷凍保存。
雨に会うとカビてしまうので、タイミングが難しいです。
この後、ラズベリー、ジャンキ、ブラックベリー、洋ナシ、イチジク、ブドウと実をつけ楽しめます。
ブルガリアは気候が良いのか、(草取りと耕すくらいで)あまり手をかけなくても沢山の果物が実ります。

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種を抜いて、25%の砂糖を入れて煮ました。
砂糖を少な目にして、サクランボの実のゴロゴロ感を生かすようにあまりかき混ぜず作りました。
ヨーグルトにかけて毎朝いただきます。

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左がサクランボのジャム、右がイチゴジャム。

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左がサクランボのコンフィチュール、右がイチゴのコンフィチュール。
コンフィチュールは瓶に果物の実と砂糖、水を入れて蓋をし、鍋で沸騰させて水煮を作ります。
水や炭酸で薄めて飲みます。暑い時の水分補給にぴったりです。
実はエキスが出てしまい余りおいしくありません。

借家の庭のイチゴが沢山取れました。
急に暖かくというより暑くなり、イチゴが真っ赤においしそうにになってきました。
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今日は大きなボールに1杯取れました。
これから毎日の収穫で結構大変です。

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1番大きいのは身長4cm、良い形のイチゴです。昨年土を耕して手入れしたから良かったのか。

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野イチゴも出来ました。直径7.8mmの可愛い実です。
ジャムにすると美味しいと聞きました。今年小さい瓶1本作れるとうれしいのですが。

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自家製ヨーグルトに入れて朝食に頂きました。



美味しそうな牛タンを見つけたので1本買ってきました。
大型スーパー・カーフランドではお肉や、チーズの対面販売があります。希望の肉を指さすと量ってくれます。

ブルガリアでは豚肉が安く美味しく、1kgで6~9Lv(400円~600円)。
牛肉は赤身の肉が多く高め、魚は豚肉の倍ぐらいします。

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今日 買った牛タンは1kg11.99Lv(800円) 1本1.4kgありました。
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皮をむいて(これが大変なのですが)、8~9mmにスライス。
根元の霜降りの部分がおいしそうです。

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夕飯は牛タン焼き、レモン塩でいただきます。
チーズは3種類、手前の白いのがシレーネという種類のチーズです。

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皮は細切りにして、ショウガとお醤油で煮ました。
コリコリしてお酒のおつまみに合います。
(皮を剥くのが下手で)身が皮についてしまうので、煮てみました。





6月4日(日)
12時からカザンラクのセンター広場前のメインストリートでパレードが行われます。
バラ祭りのメインイベント。時間は1時間半ほど。
観覧席やイス席は20LV(1200円)、今年から倍に値上がりしました。
良い席は観光ツアーのお客さんで一杯です。今年は中国系の人が多く、日本人客は少し減ってきたように見受けられました。
もちろん立ってみるのは無料です。
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先頭はクケリ。
クケリとは、ブルガリアで1〜3月に行われる「なまはげ」によく似たお祭り。「クケリ」が町中を練り歩いて悪魔除けをし無病息災を祈ります。 冬の寒さや悪霊を追い出し、春を迎える行事だそうです。
腰のベルを鳴らしやってきます。
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バラの女王が馬車で来ました。後ろ中央が女王、左右が2位3位の方。
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来賓の方が来ました。
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今年は皆の衣装が豪華で綺麗です。
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合気道のクラブも参加
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こちらはテコンドウ
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新体操
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バラの花びらを撒いてくれます
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こちらはローズウォーター
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最後に来場者も参加して、皆でホークダンスを踊ります。
ブルガリアの人は本当に踊りが好きで音楽が流れだすと踊りだします。きっと身体が自然に動くのでしょう。
明るく、楽しく、親切で素敵な人達です。


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