ブルガリアの田舎町シプカで暮らしています。
4月から9月はブルガリア、10月から3月は日本で暮らしています。
冬の準備が始まりました。
白い石、赤と緑のチップでバラの花の形が描かれました。
ベンチも沢山あり市民の憩いの場になっています。
民族衣装を着たフォークロアダンスの人達。
ブルガリアを東西に横切るバルカン山脈を背景にコプリンカ湖が綺麗です。
まるで宇宙船のような元ブルガリア共産党本部の建物です。
4月から9月はブルガリア、10月から3月は日本で暮らしています。
新型コロナウイルスの影響で今年は8月中旬やっとブルガリアに入れました。14日間の自宅での自主隔離も終わり、ブルガリア生活が始まりました。
今年は残念ながらヨーロッパ旅行はあきらめ、近くの街カザンラクとコプリンカ湖を観光しました。
カザンラクの街
バスの車窓から、丸くロールにした牧草が見えます。冬を感じさせる眺めです。
バラの谷のカザンラク駅
カザンラクはバラの谷といわれる街で小さいピンクのバラ:ダマスクローズの畑が沢山あります。
このダマスクローズの花を摘んで蒸留し、ローズオイルを抽出、香水の原材料としてヨーロッパに輸出しています。
ダマスクローズ
カザンラクの街の郊外には広いバラ畑が沢山あります。今年は6月にブルガリアに行けなかったので、昨年 バラ摘みをした時の写真です。
少し小さめの可愛いピンクのバラです。
摘んだバラを日陰干し。部屋中に良い香りが漂います。毎日上下を返します。
ガクの部分に香りの素があるそうです。
バラ公園
カザンラクの中心から歩いて5分程のところにある広い公園です。冬の準備が始まりました。
白い石、赤と緑のチップでバラの花の形が描かれました。
ベンチも沢山あり市民の憩いの場になっています。
バラ博物館
以前は街から離れたところにあったのですが、公園の中に移転し綺麗な建物になりました。
カジノがあります。
中央広場
カザンラクの街の中心にある広場です。6月に毎年行われるバラ祭りの時は、舞台が作られ、沢山の人で賑わいます。
噴水とバラのモニュメント水汲み場チェシマ
公園の端にミネラルウオーターが湧き出るチェシマと呼ばれる水汲み場があります。バラ祭り
オープニングセレモニー
カザンラク市長の挨拶。右のピンクのレイをした女性はバラの女王(中央)と準バラの女王(両側)です。
今年はバラ祭りも中止になってしまい、この写真は2017年のものです。
広場前の大通りでバラ祭りのハイライト、パレードが行われました。
民族衣装を着たフォークロアダンスの人達。
日本からも沢山の観光客が訪れました。
インフォメーションセンター
中でカザンラクの地図と案内をくれます。残念ながらブルガリア語のみ。福岡県宗像市とカザンラク市が姉妹都市になっています。毎年9月に福岡県宗像市でブルガリアフェスティバルが開かれているそうです。今までのポスターがインフォメーションセンター外に掲示されていました。
コプリンカ湖
ブルガリア中央部にある貯水池、ダム。 1944年に建設が始まり、1956年に竣工しました。カザンラクからトゥンジャ川を西へ7キロメートルのところにあります。市の中心から離れたところにあり、バスではいけないのですが、綺麗な観光地です。ブルガリアを東西に横切るバルカン山脈を背景にコプリンカ湖が綺麗です。
元ブルガリア共産党本部ブドジャ
左上の山の尾根に煙突と丸い円盤のような建物が見えます。
1981年から1991年まで使用された元ブルガリア共産党本部ビルです。記念碑的建造物として保存が期待されているのですが、修復維持の予算が確保できないという理由で放置されています。廃墟マニアの間では有名な建物だそうです。
2018年7月ブルガリアの英雄ハジ・ディミタル(Хаджи Димитър)の没後150年の式典があり、臨時バスがカザンラクのセンターから出ました。貸し切りバスで山の中腹まで連れて行ってくれました。バス代は往復で4Lv(約260円)。誰でも、日本人も乗れました。この写真はその時撮ったものです。
まるで宇宙船のような元ブルガリア共産党本部の建物です。
中は廃墟になっていて、入ることが出来ません。
2020年10月 アメリカの援助で修復が始まったというニュースを見ました。修復後また行ってみたい建物です。
ゲオルギ・ディミトロフ像
ダムの近くに像が建っていました。ゲオルギ・ディミトロフは、ブルガリアの政治家。ブルガリア人民共和国の閣僚評議会議長、コミンテルン書記長、ブルガリア共産党書記長を務めた英雄だそうです。
今年は新型コロナウイルスの影響でブルガリア国外の旅行は出来ませんでした。
バラの谷で有名なカザンラクとコプリンカ湖を観光しました。